無痛分娩したい
妊娠9週目の検診で赤ちゃんの心拍が確認できて、だいたいの予定日が判明したので、出産する病院を決める必要がありました。
東京は病院も多いけど、妊婦も多いです。早めに予約しないと希望の病院で出産できないと聞いたので、早速夫婦で相談しました。

お産のとき痛いのあれだから、無痛分娩したい!

無痛分娩??
無痛分娩なるものをこのとき初めて知る。
無痛分娩とは、お産のときに、麻酔を入れることで出産の痛みを軽減して、妊婦の負担を軽減してくれる措置です。
たしかに、お産の痛みは男には絶対耐えられないと言われているし、うちの妻も怖がりだから、無痛分娩しかないと思い、我が家は無痛分娩を選択しました!(←痛いのは誰でも嫌ですから)
ただ、無痛分娩に伴うリスクや、追加費用があるので、各夫婦で何を選択するかは慎重に選んだ方がいいと思います。
我が家は妻の要望を尊重しました。
無痛分娩のメリットとデメリット
ここで無痛分娩のメリットとデメリットを簡単にまとめてみます。
〇無痛分娩のメリット
- 出産の痛みが和らぐ
- 産後の回復が早い
出産の痛みが和らぐので、体力の消耗が少なく、産後の回復が早いという声が多いです。
何よりも陣痛の痛みを軽減できるのが、最大のメリットです。
〇無痛分娩のデメリット
- 麻酔による副作用
- 通常の出産費用にプラスして費用がかさむ
麻酔の副作用で、かゆみや体温上昇、感覚がなくなるので踏ん張りが効かないなどがあります。また最悪のケースでは、命の危険の可能性もあります。
無痛分娩は追加の費用になります。費用は病院などで異なりますが、個人施設で約5万、総合病院で約10万円、大学病院では約15万円ぐらいだそうです。
無痛分娩は保険適用外なので、メリットとデメリットをよく知った上で、選択した方がよいと思います。
ちなみに、日本では無痛分娩はまだ主流ではなく、日本産婦人科医会の2017年の報告によると、無痛分娩は6%とのことです。
むしろ、海外の方が盛んに行われており、アメリカでは2008年のデータで約60%、フランスでは2010年のデータで約80%の女性が無痛分娩を選択していて、世界スタンダードは無痛分娩なのかもしれません。
無痛分娩の病院選び(都内)
無痛分娩は、どこの病院でもできるわけではなく、確かな技術と麻酔医が必要なので、できる病院は限られます。
その中でも、都内で実績が高いと言われているのが、下記病院です。

https://president.jp/articles/-/26267?page=5
また病院選びでは、無痛分娩できるかだけでなく、他の要素もたくさんあり、その中からどれを重視するのか、夫婦で決める必要があります。
この病院選びがけっこう大変なので、奥さんだけでなく、旦那さんも一緒に考えてあげた方がいいと思いました。(1人で考えていると煮詰まってくるので)
病院を検討する中で、我が家は以下の点を重視しました。
- 24時間365日対応
- 母子別室
- 費用
- 家からの距離
〇24時間365日対応
無痛分娩を24時間体制で受け入れてくれるかどうかです。24時間365日対応でないと、例えば夜間に緊急の出産となったとき、無痛分娩で予約していても、普通分娩になってしまいます。
どんな状況でも無痛分娩したいなら、24時間365日対応が必要になります。
なので、我が家はここを1番重視しました。
〇母子別室
母子同室だと出産後すぐに、赤ちゃんとお母さんが同じ病室で生活します。そのため、常に我が子の可愛さに触れることができます。また母乳を軌道に乗せるには、産後すぐから夜も授乳することが大切とされています。しかし、産後の疲労や痛みがとれぬうちから、慣れない育児に奮闘し、睡眠時間も削られるため、つらさを感じるお母さんもいるようです。
母子別室の場合は、体を休めることはできますが、退院後いきなり赤ちゃんとずっと一緒の生活になるので、初産婦は退院時に不安に思ってしまうかもしれません。
うちの妻は、無痛分娩とはいえ、出産後の疲労や痛みが未知数なので、念のため、入院中はしっかり休めるところを選びたいと考え、母子別室(又は夜間に預けられる)を希望しました。
ここも、妊婦さんによって考え方がいろいろだと思います。
〇費用
金額も重要です。病院によって値段が全然違います。施設や待遇がいい病院はそれだけ費用は高くなります。
そもそも、お金に関しては、
出産一時金は東京では足りないですよ〜
これじゃ、少子化止まりませんよ〜
と国にもっと頑張ってほしいと心底思いました。
〇家からの距離
家から病院への通いやすさも検討しました。普段の検診でもそうですが、もし緊急のときなど、タクシーで1時間以内が一つの目安だと思いました。
衛生病院と順天堂を比べてみた
最終的に2つの病院に絞り込みました。
衛生病院は、杉並区にあるキリスト系の病院で、45年以上前から無痛分娩を手掛けていて、歴史と実績のある病院です。東京衛生病院では約90%の妊婦が無痛分娩を選択していています。
順天堂大学病院は、2014年から24時間体制の無痛分娩を初めて、症例数をどんどん伸ばしています。また大学病院ということで、NICUなどの医療設備は万全です。
それぞれの病院で無痛分娩した方のブログを読みあさり、2つの病院を比べてみた表がこちらです。
我が家の場合は、家から比較的近い順天堂大学か、少し遠いけどもろもろの条件がよい衛生病院かで迷いました。
どちらも一長一短があるので、ここでも選択を迫られます。
それにしても、子供ができると選択しないといけないことが多いです。。。
衛生病院を選択
最後は衛生病院を選択しました。
我が家の理由として、やはり実績を重視したのと、母子別室です。
病院を決めたあとはすぐに病院に出産予約をしましょう!
衛生病院の場合は、総合窓口で直接申し込みになりますので、出産予定日が確定したらすぐに申し込みに行きましょう(その月の申し込み人数を過ぎたら予約とれません)。
私たちが申し込みに行った時も、別の旦那さんがスライディングするかのごとく勢いよく病院に入ってきて、予約してました!!!!!
しかも、窓口で妊娠5週目です!と言っているのが聞こえて、
赤ちゃんの予定日決まってる?フライングか?
と思いましたが、それぐらいみんな必死に予約しにきてるみたいです(゚Д゚;)
まとめ
今回は、無痛分娩をとりあげてみました。
我が家は無痛分娩を希望したので、病院は限られましたが、それでも条件の選択肢が多く、病院選びは結構骨が折れる作業でした。
赤ちゃんを産むのはもうこの時からもう大変なんだなと思いました。
私も一応頑張っているので、これで生まれる娘が思春期になったら、ハゲだの臭いだの言われたら悲しくなるなと思いました。
頑張れ!自分!
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